2024年が幕を開け、各社さまざまなバレンタイン商品が発表されています。シルスマリアでもすでに昨年12月から生チョコレートのオンライン先行販売などを実施しており、1月中旬からは日本全国の催事場でも出展を開始。たくさんのお客様へこだわりのスイーツをお届けします。今年はどんなシーズンになるのでしょうか? 2024年のバレンタイントレンドを予測します!
「女性から男性へチョコレートを贈り、気持ちを伝える日」として長らく定着してきた日本のバレンタインデー。しかしその価値観も徐々に変化し、家族や友人、自分のためにとねぎらいの意味を込めて選ぶ方が増えています。
特に近年では、自分用にと購入する方が増加傾向にあることも特徴のひとつです。バレンタインシーズンは国内外の多彩なチョコレートが一堂に会するチャンス。この時期にしか出合えない限定商品も出揃うため、「年に一度の大きなスイーツイベント」と考えている方も多いかもしれません。
それを裏付けるかのように、ある調査会社の2024年バレンタイン調査結果では、6割以上が自分用のチョコレートやギフトを購入すると回答しました。さらに「平均購入個数」「平均購入金額」ともに「自分向け」がトップに。いずれも昨年より上昇しており、2024年度は特に「自分へのご褒美」需要の高さがうかがえます。今後、この流れは定着していくのではないでしょうか。
異なる会社やブランドがタッグを組み、独自の商品を開発する「コラボレーション」。新たなファン層を獲得する方法として、また多様化する消費者ニーズに応える方法として、以前からこうした取り組みが行われてきましたが、コロナ禍を機にさらに活発化。人気ブランドや有名店の監修など、個性あるコラボ商品が発売されるようになりました。
2024年はさらにその波は高まってくると予想します。産地限定素材やサステナブルを意識した素材との組み合わせ、入手困難な希少品を使ったスイーツなどが多く出ています。また2023年に続き、アニメやゲームとのコラボ商品は「推し活」の一環として更なる熱を帯びていることも注目です。その他、美容や生花、文具業界などが食の企業とコラボするなど、チョコレートやスイーツに限らない幅広い商品を打ち出しています。
2023年5月には新型コロナウイルス感染症が季節性インフルエンザと同様の「5類」に引き下げられました。行動制限が自己判断へと切り替わり、消費者の意識が外へ向かうようになっています。2023年は感染リスクを避けるため、チョコレートイベントへの外出は控えてきた方も、今年は積極的に外に出ようと楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
その想いに応えるように、2024年はイートインでバレンタイン気分を盛り上げるお店が増えています。華やかなアフタヌーンティーや、目の前で仕上げられるできたてのパフェ、温かいチョコレートスイーツなどは、店内だからこその楽しみです。さらに「アシェットデセール」と呼ばれる皿盛りのデザートコースを提供するレストランも徐々に増えています。各種チョコレートイベントでのイートインスペースも拡大し、趣向を凝らした限定メニューも堪能できる場に。チョコレートやスイーツを通じて、外食の価値を改めて実感できそうです。
2024年のバレンタインデーは水曜日。当日は平日ですが、バレンタインシーズンはすでに始まっています! ぜひ充実のバレンタインを過ごしてくださいね。